放課後等デイサービス|ソーシャルスキルスクール と・らいず みーと

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ブログ・活動紹介

話し合いの仕方②〜みんなで決める〜

3/29/2019

 


じゃんけんでもなく、多数決でもない、話し合いで決めてみよう。

今まで、みんなで何かを決める時はいつもじゃんけんや多数決で決めていた子どもたち。
今回はみんなが納得できるよう、話し合いで決めることを学び、体験してみました。
「やりたいこと」に加え、「目的」と「条件」を合わせて考え、より当てはまるものは何か考えていきます。

【例題】お楽しみ会の企画を考えます。

カードゲーム大会、たこ焼きパーティー、おやつパーティー

この3つの中で一番、目的と条件をクリアできるものはどれでしょうか。

目的 :みんなが楽しめるもの

条件①予算は1人100円
条件②時間は1時間半以内
条件③食べ物の場合、アレルギーや食中毒に気をつける

まずはこれらを表にして整理しながら、どの企画が一番当てはまるのかをみんなで考えてみました。
要素が多く、難しい問題でもありました。

その中でも、自分と他の子と意見が分かれたら、「〜だから、私はこう思います。」と理由を合わせて発表できました。
また、分からなくなったら、企画の目的に立ち戻り、確認することもできました。

司会役は、「〇〇さんはどうですか?」と、まだ発言していない子に聞いてみたり、みんなが意見を出すこともできました。

話し合いが終わった後の感想では「難しかった。」という声が多く聞かれました。
そんな中、1人から、「人の意見を聞いて、自分の意見を変えてもいいんだと思いました。」という感想が聞かれました。

人の意見を聞いて、納得して、自分の意見を変更すること、これが「相手の意見を受け入れる」ということですね。

今まで家や学校でも「人の言うことを聞かない」という評価をされ、叱られてきた経験をもつこの子にとっては、人の意見を受け入れるということがどういうことなのか、体験と共に理解ができたようです。

この話し合いでの子ども達の様子を見ていても、本当にこの1年の子ども達の成長を実感できる時間となりました。

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児童発達支援・放課後等デイサービス と・らいず みーと なかもず
TEL:050-5840-3110
MAIL:to-rise_meet@me-rise.com

大阪府堺市北区中百舌鳥町2-104 なかもず駅前ビル5F
交通アクセス
南海電鉄・泉北高速鉄道「中百舌鳥駅」北出口
地下鉄「なかもず駅」8番出口より徒歩1分

話し合いの仕方①

3/15/2019

 


2月、3月のみーと中高生クラスでは一年間のSSTの集大成として、話し合いの仕方を学んでいます。
そして、その学びを活かして、お楽しみ会を子どもたち自身で企画してもらうことになりました。

まずは話し合いの仕方の練習をします。
「話し合い」にはたくさんの要素が盛り込まれています。

例えば
・みんなが意見を言う、みんなの意見を聞く
・他人の意見を否定しない
・口調に気をつける
・相手の話を最後まで聞いてから、自分の意見を出す
・司会者の役割を尊重する

今回は悪い話し合いの例と、良い話し合いの例をスタッフがロールプレイをして子どもたちに見てもらい、その上で話し合いにとって大切なことを考えました。

子どもたちは、
「(悪い例を見て)つい自分もやってしまっているなと思った。他人の意見もちゃんと聞いて話し合いをしたい。」
と気づきを発表してくれました。

みんなで物事を決めるとき、つい自分の思いが強くて、強い口調で主張してしまったり、逆に何も言えずに、黙ってしまったり。
みんなが意見を言えるように、司会の人がみんなに話をふる。
また他人の意見もよく聞き、お互いに協力することで話しやすい雰囲気が生まれます。
良い話し合いの例(台本を元に)練習することで、そんなお互い協力して話し合うという体験をしてもらいました。

さて次回は、決め方について学びます。
意見が分かれた時、どうやって決めればよいかを学んでいきます。
多数決やじゃんけんという手段を使わずに、話し合いで決めることについて考えたいと思います。

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【小学生向け】がんばりシート

2/12/2019

 


今日は、みーとの小学生クラスで取り組んでいる
『がんばりシート』についてお伝えします。

みーとでは、毎回はじめに『がんばりシート』を子どもたちに記入してもらいます。
『がんばりシート』には、3つのことを記入し確認を行います。

①今日の体調・気分
②一日のスケジュール
③自分の目標チェック欄の確認

なぜこの3つを記入してもらうかというと…

 ①今日の体調・気分

進級、進学・就職の際、環境の変化で体調を崩してしまったり、
気持ちがしんどくなってしまったりすることによって、
投稿の継続が難しくなることがあります。

みーとでも、はじめはいつも『たのしい』に〇をしていたお子さんがいます。
ある日「わからん」と言い始めました。何かあったのかな?と思い理由を色々聞きましたが、
「わからん。でも、なんかモヤモヤするねん」と教えてくれました。

小さなころから体調や気分を自分で考え理解すること、
周りの人に伝えることができるように練習することはとても大事です。
原因がすぐにわからなくても、「なんかイライラする」「もやもやする」
そんな気持ちを伝える第一歩として取り組んでいます。

 ②一日のスケジュール

プログラムをする時間、おやつの時間、掃除の時間など、決まったスケジュールがあります。
掲示しているスケジュールを見ながら書く練習(板書練習)、
自分で一日の予定を把握して、早めに片づけを始める、
時間に沿って行動する意識づけ(自分で見通しを立てる練習)につながります。

大人になっても難しい、スケジュール管理。時間も、スケジュールも、目には見えません。
〇分前の感覚をつかみ、明日の予定、来週の予定を考えられるようになるためにも、
日々の小さな積み重ねが大切です。

 ③自分の目標チェック欄の確認

目標は支援計画とも連動しています。
子どもがどんなことを頑張りたいかはもちろん、親・子ども・スタッフが同じ方向を向いて、
どんなことをがんばっていくか日々確認しながら取り組めるようにしています。
また、がんばること、頑張ったことが可視化されて評価してもらえる、
というところでお子さんのステップアップにつながります。

帰る時には、2つを記入します。
①目標に取り組んでみてどうだったか
②今日の感想

次回は、こちらの内容についてお伝えします!



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「困る」ってどういうこと?

1/30/2019

 


「何か困ったことがあったら言ってね。」
何気なく使っているこれらの声かけ。
「困っていません。」との返答。
でも側から見ると、明らかに困っているように見えるのです。

Qさて、それはなぜでしょう。
A.遠慮して、相手に気を遣っているから言えない。

いえいえ、もしかしたら、
もっと根本的なところでつまずいているのかもしれません。

この答え、分りますか?

 感情に言葉を紐づける

発達の凸凹により、目に見えない抽象的な言葉の意味の理解が難しいお子さんもいます。
その中でも難しいことの1つが、自分の感情を言葉で表現すること。

なんだかモヤモヤする、嫌な感じ、
この感情に名前をつけるなら何か?
その時の感情や状況が、「困った」という言葉に紐付けすることができて初めて、
「困った」という状況を自分で認識でき、そしてそれを言葉で表現することができます。

自分の感情が「困った」という言葉に紐付けされなければ、
自分自身が困っていることにすら気づかない。

また、紐付けされるためには、「困った」経験が必要です。
周りが先回りして手助けし過ぎた結果「困った」経験がない場合も、
「困った」と表現できないかもしれません。

また困った状況が日常的にありすぎて、それが普通になり、
困ったと認識できない場合もあります。

 「困っていません」の言葉の裏には何があるのか?

「困っていません」の言葉の裏には何があるのか?

  • 本当に困っていない。
  • 困っているが、恥ずかしかったり、遠慮してしまい、言えない。
  • 困っている状況が分からない。自分が困っていることに気づいていない。
  • 困った経験がないので、分からない。

少なくともこれらの可能性があります。

 「困った」と伝えられるように

困った時に、「困った」と言えること。
生きていく上でとても大事な力です。
困った時に誰かに助けを求めることができたら、
どれだけ生きていきやすくなるでしょう。

とらいずみーとでも、気持ちを言葉で表現できるように練習しています。
気持ちを考えるプログラムや、一人ひとりに合わせて表現できる場面を作り、
言葉で表現できるよう見守ることを大切に支援しています。



堺市北区にある放課後等デイサービス「と・らいず みーと なかもず」では、
発達障がいや知的障がいのある小学生〜高校生に向けて
人とのコミュニケーションや社会で必要なスキルなど、
将来の地域での暮らしや働くことに向けての学びの支援を行っています。

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小学生SSTプログラム「時間の逆算」

1/14/2019

 

[どれだけ時間がかかるかを考えます]

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 時間を守るために

前回のワークで時間を守る大切を学びました。
▶SSTプログラム「『時間を守ること』を考える」 – 放課後等デイサービス と・らいずみーと

今回は実際に時間を守るために、どうすればよいかを学びます。

 「遅刻しない為に、家を何時に出ればよいか?」

時間を守るためには、時間を把握し、逆算できる力が必要です。
楽しい時間は早く感じ、辛い時間は長く感じますね。
目には見えない時間の概念を、把握するのは難しいものです。

そこで、今回は自分の生活を振り返り、時間を意識するところから始めます。
朝起きてから何をしているか、やることリストを作成、
そして何にどれだけ時間がかかるかを考え、最後1日のスケジュール表を作成しました。



作成できたら、それぞれみんなに向けて発表しました。
シートを作成し、みんなの発表を聞いて、
「意外とゲームの時間が長かったので、短くしたい。」
「時間を意識していないことが多かった。」
「みんなの発表を聞いて、一人ひとり時間の使い方が違うことが分かった。」
と感想が聞かれました。
逆算して時間を考えられるように、まずは自分達の生活を振り返ってみました。

 時間の使い方は一人ひとり違う

また、お互いの発表を聞き、時間の使い方は一人ひとり違うことに気づくことで、
改めて自分の時間の使い方を見つめることもできたようです。
時間を守れるように、そこから将来自分の生活を考える力を育めるように、
と・らいずみーとでも練習していきたいと思います。



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SSTプログラム「『時間を守ること』を考える」

1/7/2019

 


 「自力通所」をお願いする理由

みーとでは、皆さんに自力通所をお願いしています。
時間に合わせて、目的の場所に自力で向かうことができる力を一緒に学ぶために、
そのようなご協力をお願いしています。
子どもたちの来所の手段も様々です。出発地からの距離や時間に合わせて、
電車に乗ってきたり、自転車で来たりしています。

そんなある日、みーとの開始時刻に遅刻してしまったり、
逆に1時間以上も早く着いてしまったりする子がいました。
時間を守ることは、学校でも社会に出てからも、とても大切です。

約束の時間に遅れても、そして、早すぎてもダメ。
ではなぜダメなのでしょうか?
約束の時間に遅れた時、また早く着きすぎた時、相手はどんな気持ちになるのか?
相手の気持ちを想像し、そこから社会のマナーについて考えました。

子ども達が場面を想像しやすいように、
①子どもが遅れてきた場面
②子どもが早く着きすぎた場面
この2つの場面をスタッフが演じて子ども達に見てもらい、
それぞれについて考えました。

今回②子どもが早く着きすぎた場面のロールプレイをご紹介します。



 場面②ロールプレイ

スタッフ役「よし、みんなが来るまであと30分あるから、これから準備しようかな。」
子ども役「こんにちは !遊びましょう~」(笑顔で登場)
スタッフ役「えっ。早いな…。」(困惑した表情)

 Qこの時スタッフはどんな気持ちだったでしょうか?

子ども達からは
「準備があるのにできなくて困ったのではないか?」
「びっくりしていた。焦っていた」
という意見が出てきます。

 Qでは早く着き過ぎてしまった時、どうすればよいでしょうか?

子ども達からは
「早く着いたのですが、何かお手伝いすることありますか?」と聞く。
「あまりに早い時は一旦家に帰ってから出直す。」
「近くのカフェでお茶したり、本屋で時間をつぶす。」
等、たくさんの意見がでました。

みーとの場合でも、将来、就職活動や実習などで訪問する時にも、
早く着いてしまったら、まずその場で待てるかどうかを確認しましょう。

 良い例をロールプレイ

子ども役「早く着いてしまいました。申し訳ないのですが、
待たせていただくことは可能でしょうか?」
スタッフ役「準備がまだできていないので、15分後に来てくださいね。」
子ども役「はい、わかりました。」

このロールプレイを見て子ども達からは「おおー。さっきと全然違う。」
自然と拍手がおきました。
子ども達からは
「早ければいいと思っていたので、今日は勉強になった。」
「時間通りに着けるように気をつけていきたい。」
という感想が聞かれました。

時間を守ることは相手と良い関係を築くための、マナーでもあります。
今日学んだことを学校やこれからの生活に生かしてもらえたらと思います。


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主体性を大事にするSSTプログラム

12/26/2018

 

堺市北区にある放課後等デイサービス「と・らいず みーと なかもず」では、
発達障がいや知的障がいのある小学生~高校生に向けて
人とのコミュニケーションや社会で必要なスキルなど、
将来の地域での暮らしや働くことに向けての学びの支援を行っています。



[その日の役割をくじで決めている様子]

と・らいずみーとでは、
子ども達が主体的に一日のスケジュールをすすめています。

そして、そのために毎回、一人一人の役割を決めています。
今回は、その役割や、子ども達の主体性を育む支援についてご紹介します。

【全体司会】
みんなの前に立って、はじまりの挨拶、メンバーの出席を確認、スケジュールの確認を行う。
【タイムキーパー】
スケジュールと時計を見ながら、今何をする時間かなど、みんなに声をかける。
【掃除決め司会】
だれがどこの掃除をするのかを決める話し合いの司会。それぞれの希望を聞きながら、
公平に納得できるように話し合いをすすめる。
【遊び会議司会】
何の遊びをするかを決める話し合いの司会。一人一人の希望を聞き、
みんなが納得できる形で、多数決、またはサイコロを振って遊びを決める。

これらの役割は公平にくじ引きで決めています。
決まった役割を遂行し、子ども達が主体的に動けるように、
スタッフは極力指示をせず黙って見守るようにしています。

すると、スタッフは何も言わないものだから、
子ども達が自分たちで時計を見て気づき、
お互いに声をかけることができるようになってきました。
「○○さん、もう掃除の時間だよ。読んでる本をなおそうよ。」
「あっ、ほんとうだ。ありがとう。」など、自然と子ども達同士のやりとりも増え、
チーム感のような、助け合いの雰囲気ができてきました。
小集団だからこそできる、子ども達同士のやり取りを通して、
コミュニケーション能力を育める環境を作っています。
また役割をもつことで、集団の中にいる意味を感じ、
与えられた役割を最後までやりきることを学んでいます。

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就職準備プログラム!「お仕事インタビュー実践編」

10/18/2018

 
放課後等デイサービスと・らいずみーとでは、将来を考える第一歩として、自分の職業観や職業選択を考えるプログラムを行っています。

▶就職準備プログラム!お仕事インタビュー準備編
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| いよいよインタビュー実践

そのプログラムの一環で、今日は実際にお仕事の現場にお伺いして、お店の方にインタビューをさせていただきました。

ご協力いただいたのは、大阪府堺市北区にあるカフェ「メゾン・ド・イリゼ」さん。メゾン・ド・イリゼさんは、堺市産業振興センター内にある、おしゃれなカフェです。本格的なフランス菓子が味わえ、厳選素材でヘルシーなランチがいただける他、障がい者やニートひきこもりの自立支援にも取り組まれています。

子ども達はこの日のために、カフェのお仕事について調べ、質問を考えたり、挨拶や話を聞く姿勢、メモの取り方、質問の練習などを行ってきました。
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|「お店のことが知れて良かった!」インタビューに挑戦

お店の方は、子どもたちを温かく迎えてくださり、子どもたちは緊張しながらも手を挙げて店員さんにインタビュー。

子どもたちが考えてきたインタビューの内容は、食材やスパイスの種類、仕事で大変なこと 居心地の良いお店作りの工夫、など多岐に渡りましたが、お店の方は子ども達の質問に一つ一つ丁寧に答えてくださり、終始和やかな雰囲気ですすみました。

店内には、温かみのある絵画や、様々な種類の本が置かれており、気に入った本があれば購入も可能だそうです。居心地の良いお店の空間作りの工夫も、見せていただくことができました。
インタビューを終え、振り返りの時間では、子どもたちから、

「カフェのことについてたくさん知れてよかった。」
「実際にやってみたい。」

という声も聞かれました。

実際のお店に行き、貴重なお話を伺うことができ、子ども達の良い経験になったと思います。
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|実践から見えてくる課題

それと同時に、子どもたちの課題も見えてきました。いつもと違う雰囲気で、お話よりも店内が気になってしまったり、集中力が続かなかったり。練習を積んできたものの、まだまだ、お仕事の場での姿勢やマナーの部分では課題が見えてきました。この部分はこれからの課題として、練習していきたいと思います。

どんな場面で、どのような姿勢をとることが良いのか?家では?学校では?実習先では?企業訪問では?

その時と場合に、自分の行動や態度を合わせること、切り替えることは、私たち大人は自然に身に着けていきます。
/br> しかし、障がいや発達特性があり、周りの状況から読み取ることが難しかったり、このような経験を得られる機会自体が限られいる子どもも多くいます。子ども達にとっては、このような一つ一つの経験を得ること、そして、そこで「できた!」という経験から自信がついたり、失敗したり、ではどうすれば良かったかを学んだり、 またその中でいろいろな魅力的な大人に出会ったり、刺激を受けたり。

そんな経験を積み重ねていくことで、 地域で、社会で、自分らしく生きていく力につながればと思います。

今回は、子ども達にとって、本当に貴重な機会をいただきました。お忙しい中、子ども達を温かく迎えてくださった、メゾン・ド・イリゼの皆さま、本当にありがとうございました。

堺市にある放課後等デイサービスと・らいずみーとでは、 知的障がいや発達障がい、その他発達特性から人間関係でつまづくことが多い子ども達の、 一人一人の成長を促す支援を行っています。 主にSST(ソーシャルスキルトレーニング)の手法を使って、社会の中で生きていくために必要なスキルを習得する練習を行っています。 随時見学、無料体験を行なっております。お問い合わせは 050-5840-3110 まで。

<<次回の体験会日程>>
​2018年10月20日(土)13:00-14:30
2018年11月14日(水)15:00-16:30
2018年11月17日(土)13:00-14:30
2018年12月5日  (水)15:00-16:30
2018年12月22日(土)13:00-14:30

プログラム「気持ちの伝え方」上手な断り方・遊びの入り方

10/16/2018

 

中高生向けコミュニケーションプログラム!

今日は中高生プログラムの1つを紹介します。 子ども達がつまずきやすいことの1つ、 それは友達との人間関係。
仲良くしたい、でもうまくいかない。これが、ストレスの大きな原因になることも。
そこで良好な人間関係を保つための、 必要なコミュニケーションを学びます。 

『友だちから遊びに誘われた。でも今はとても本が読みたいんだよなー。』 

そんな時、なんと言えば良いでしょうか? 
また、後からやっぱり一緒に遊びたくなった時、どう伝えれば良いでしょうか?

相手を不快な気持ちにさせずに、でも自分の気持ちも大切に、上手に伝えるにはどうすれば良いか みんなで考えてみました。
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こんな時、どう伝える?

まずは、スタッフがこんな場面をロールプレイ。
子ども達に見てもらいます。

よーい、スタート!(映画監督風)スタッフの熱演開始。 
Aさん「ねぇ、一緒にジェンガしない?」
Bさん「今本読んでるから、話しかけないで!」

★ Aさん、しょんぼり 

しかし、しばらくして、BさんはAさん達がジェンガで遊んでいるのを見て、
『おもしろそう!一緒に遊びたい。』という思いが湧き上がってきました。

その強い思いから衝動を抑えきれず・・・

★ Bさんは何も言わずに急にその遊びに入ってしまい、ジェンガを壊してしまいました

Aさん激怒!「なんでそんなことするの?」と、とても怒られてしまいました。
せっかくの遊びの時間が台無しに。。
はい、カット‼︎ 
さて、今回みんなで考えるのは★の2箇所。

Q1 このセリフを、どう変えれば良いでしょうか? 
1★「今本読んでるから、話しかけないで!」 

Q2 どうすれば良かったでしょうか?
★何も言わずに急に遊びに入ってしまった
それぞれ考えて、子ども達にポストイットに書いてもらいました。

Q1の子ども達の答えは、 
・今本読んでるから、また後でもいい?
・ごめん。本読み終わったら、遊ぼう。
・誘ってくれてありがとう。 

子ども達から、良いセリフがたくさん出てきました。
他の子の意見を聞いて、 「おぉー。」という声が聞こえてきます。
新たな発見もあったようです。

みんなで意見を出し合うことで、1つではない、いろんな答えがあることが分かりますね。 

【ポイント】
①謝る「ごめんね」
②理由を言う「〜だから」 
③提案する「〜しよう」 
④お礼を言う「誘ってくれてありがとう」 

このポイントを押さえながら、子ども達の意見から答えが出てきました。
Q2の子ども達の答えは、
・「やっぱり一緒に遊びたいから、入ってもいい?」 と、一言声をかけてから入る。 
・「さっきはごめんね。途中になるけど、入ってもいい?」と言う。 

そうですね。早く遊びたい気持ちから、つい忘れがちになりますが、
『一言声をかける』ことがポイント! 「途中になるけど」と、相手のことを思いやる言葉もいいですね。 

今回のみんなで考えてみて、子ども達からは

「断り方とか、今まで意識してなかったけど、知れて良かったです。」 
「遊びに入る時のポイントが分かったので、これをマスターして、うまくみんなと遊びたい。」 

という感想が聞かれました。

小集団で過ごすからこそ、いろんな意見が出て、新たな発見があり、 子ども達同士お互いに良い刺激を受けることができたように思います。 

と・らいずみーとでは、小集団の良さを活かして、自分も相手も大事にするコミュニケーションについて学び、 実践し、人と関わりながら生きていくための力を育くんでいきたいと思います。 

堺市北区にある放課後等デイサービス「と・らいずみーと なかもず」では、発達障がいや知的障がいのある小学生〜高校生に向けて人とのコミュニケーションや社会で必要なスキルなど、将来の地域での暮らしや働くことに向けての学びの支援を行っています。随時見学体験を行なっております。 

まずは050-5840-3110までご連絡をお待ちしております。

「聞く姿勢」の練習!〜留学体験を聞いてみる

10/15/2018

 
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留学体験を聞いてみよう!

子ども達から人気の学生スタッフが、半年間の留学を経て帰ってきました!子ども達はその学生の帰りを、今か今かと心待ちにしていました。

そこで今回は、学生スタッフより、留学体験を子ども達にお話ししてもらうことにしました。
今回のプログラムの狙いは3つ。

①聞く姿勢、話している人の方を見ること。
②大事なポイントを聞きながらメモができること。
③留学のこと、日本と外国の違い等、新たな知識を得ること。


①の聞く姿勢は、今までにも練習してきたものの、時間が経つと崩れてしまうこともあったため、今回は子どもたちの興味のあるお話しで練習してみます。

②は、たくさんの情報の中から聞くべきところをキャッチすること(集中力)ポイントを押さえてメモをすること(情報処理能力)の練習です。この力は、学校の先生や実習先の職員さんからの指示を聞きとり、メモする時にも役立ちます。

③は留学体験を聞くことで、自分たちの知らない世界があることを知り、新たな知識や興味の幅が広がるきっかけになればと思います。

ポイントをキャッチする練習ができるように、事前に聞くポイントを書いた用紙を配布。穴埋め方式で聞き取った内容を記入してもらいます。子ども達は、学生スタッフのお話しに熱心に耳を傾け、時折うなずきながら、ポイントをとらえてしっかりメモができていました。
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大好きな学生の興味のある話だったからか、今まで見たことないほどの(笑) すごい集中力を見せてくれました。
お話しの後の質問タイムでは

「留学で一番楽しかったことはなんですか?」
「外国語しゃべれましたか?」 
「おいしかった飲み物は?」 

などたくさんの質問が出て盛り上がりました。

プログラムを終えての子ども達の感想では、「外国に行ってみたい。留学してみたい。」という声もあり、新たな世界にも興味を持ったようです。
また今回は穴埋め方式でメモの取り方を練習しました。

興味のある話では子どもたちの高いの集中力も見れたので、次は少し難易度を上げたメモの取り方にも挑戦してみたいと思います。
と・らいずみーとでは、随時見学や体験を行っております。 お問い合わせは、050-5840-3110 まで ご連絡をお待ちしております。
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